「先に診察室に呼ばれる患者」の知られざる特徴 待ち時間を少なくするためにできること

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とはいっても、「だから黙って待っていましょう」と言いたいわけではありません。心配なのは、「私は忘れられていないのか?」ということだと思いますが、実は、忘れられることもあるのです。

病院は、医療ミスには神経質に考えますが(それでもゼロではないですが)、予約・待ち時間やお金のミスに関して、実はあまり深刻に考えていないところが多いです。

周りの人がどんどん呼ばれているが自分が呼ばれないときや、1時間以上も何の検査などもないときは、「それは仕方ないことだ」と思わず一言、「私、忘れられていませんよね?」と確認することは必要です。

ちなみに、「あと、どれくらいかかります?」という質問は、大抵「何とも言えない」と言われるか、適当な数字が返ってくるだけです。なぜならば、質問された側も全体像をほぼ把握していないから。それに「1時間で診察できる」と答えておきながら、実際は2時間になったら、職員の側としては困ります。仮に、余裕を持たせて長めの時間を言ったとしても、「そんなに待つのか!?」と怒られるのも嫌だという心情です。

ずっと待合室で待っているのが嫌な場合は、「1時間ぐらい外出していいですか?」「トイレに行ってきていいですか?」というように具体的にお願いしたほうがいいです。すると職員は答えやすいですから。

「院長の知り合い」であっても口にしてはならない

「院長の知り合いだ」というと優遇してくれると思っている人が、たくさんいるようです。これ、完全にデマです。そもそも優遇するといっても、せいぜい待ち時間を早くするぐらいで、治療を優遇することはありません。なぜなら、どの人に対しても、医者ができる最大限の医療を行っているはずなので、それ以上が存在しないからです。

むしろ、「院長の知り合いだ」と言うほうが、逆効果になる可能性があります。第一に、院長のことを大好きな職員ばかりではないという現実です。職員同士でランチをとっている時に、「院長ってすごいよね」と言っている病院は結構少ないです。むしろ愚痴が多いところもあります。

第二に「知り合いなら我慢してくれるよね」と受け取る職員も多いことです。例えば私も、患者さんの中に友人がいた場合は、ほかの患者さんを優先させたくなります。一般の患者さんを待たせるのは申し訳ないけれども、友人を待たせる分には「ごめんね、患者さんがいるからちょっと待ってて」と言いやすいからです。

第三に、「院長の知り合いだ」と声高に言うのは、暗に「俺を優遇しろ」と言っているように職員は感じます。院長のご機嫌取りをするようなごく一部の志の低い職員は優遇してくれますが、一方で志の高い職員は職位で判断するのが嫌いです。それなのに「院長の知り合いだから優遇しろって、どういうこと? 納得できない」と思う職員もいます。

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