昼食はこのメニューでこの食べ方
昼食後に襲ってくる睡魔――これはランチで何を食べたかが原因と言われています。
昼食の場合も可能であれば空腹時に生の果物や野菜を摂取するのが望ましいです。
その後、少量のタンパク質とご飯や麺類などの炭水化物を。
ビジネスマンに人気の牛丼や海鮮丼などを食べると、食後に睡魔が襲って来たり、胸焼けしたりすることがあります。なぜでしょうか。
これは、タンパク質と炭水化物を同時に食べるからで、炭水化物とタンパク質が同時に消化されにくいという人の体のメカニズムによるものです。特に動物性タンパク質(肉類・魚貝類・卵・乳製品)は消化するときにアミノ酸に分解する作業が発生します。
炭水化物は口の中で良く噛んでおくと唾液中のアミラーゼという消化酵素が働いて胃での消化がスムーズに作動しますが、動物性タンパク質と一緒に食べた場合お互いの消化作業を邪魔してしまい、長い間、食べ物が胃に留まることになってしまいます。
正常なら3時間程度で消化されるものが8時間以上要する場合もあると言われています。
そのため食後の睡魔や胸焼けに悩まされるのです。
お昼のおすすめメニューは、サラダとおにぎりや麺類、また動物性食品が少なめのカレーライスなどにしておきましょう。サラダがない場合はお漬物でも結構です。まずお漬物を食べて、血糖値を上げない食べ方を実践してください。
でもどうしてもがっつり牛丼や海鮮丼を食べたいという方は、ステーキやお刺身定食などにしましょう。
なぜならこのメニューならおかずとご飯でわけて食べることのできるからです。野菜→タンパク質(脂質)→最後に炭水化物(ご飯、パン、麺類)という順番で、ご自分の消化作業に負担がかからないようにしましょう。
同じタンパク質でも植物性の大豆製品や豆類はアミノ酸に分解する作業が発生しないので、炭水化物と一緒に食べても睡魔や胸焼けの原因にはならないと言われています。
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