話がまとまる「会議で絵を描く」グラレコの凄み

最近よく聞くグラフィックレコードの基本

「グラレコ」を実践すれば、意見のまとまりにくい会議でもスムーズに結論を導き出すことができます(写真:themacx/iStock)

最近注目されているビジネススキル「グラフィックレコード」、略してグラレコをご存じでしょうか?

実際の会議で描いたグラレコ。参加者がどのように考えているのかを見える化することで共通認識が高まります。何よりも楽しいので、意見が出やすく、思いも寄らないアイデアが見つかることもあります

「グラフィックレコーディング」「ファシリテーショングラフィック」「グラフィックファシリテーション」「ビジュアルミーティング」「ビジュアルシンキング」などと、ほかにも呼び名はたくさんあります。

簡単に言えば、ホワイトボードや大きめの模造紙にイラストや図を使って会議の内容を見える化するファシリテーターや板書係の手法のことです。

欧米では多く活用されている

意見が出ない、噛み合わない、結論が決まらない、声の大きい人の意見だけが通る……。そんな会議のあるあるな悩みを解決する、非常に優れた手法です。

グラレコの手法は会議だけではなく、上のイラストのように読んだ本の内容を自分なりにまとめたり、プレゼン資料を作成するなど、個人としても活用することができます

数年前から関連書籍が多数出版されており、セミナーなどでも人気を博しているグラレコ。とはいえ、日本のビジネスシーンでは用いられることのまだまだ少ないコミュニケーション手法です。

リアルタイムに思考を見える化する技術――つまりグラレコは情報の共有がしやすくなる、参加意識が高まる、創造性が高まるといった理由から、1960年代から欧米の多くのビジネスシーンで活用されてきました。

そして現在でも、NASAやGoogleなどの世界的な組織や企業において幅広く利用されています。

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