男は野球、女はままごとで仕事を学んだ

「体育会系女子」が企業から重宝される理由

体育会系女子は最強の「ハーフ」

「野球」と「ままごと」の差はコミュニケーションにも表れます。「野球」「男性」のコミュニケーションは、目的をハッキリと伝える「伝令」のようなものになりがちですし、「ままごと」「女性」のコミュニケーションは、「共感と和」を重んじるようになります(どちらが「良い」「悪い」ではなく、そういった違いがあるということですね)。

 俗に「男性脳は論理的、女性脳は感情的」などと言われますが、そういった生物学的な差もさることながら、これら小さい頃から慣れ親しんできたルール・コードが与える心理的影響も、少なくないはず。争うこと・勝つことが好きな男性と、調和することが好きな女性の傾向は、幼少期の生活によって育まれ、強化されていきます。

 さて、そこへ持ってきて、体育会系女子です。

 中学や高校、大学でいわゆる「部活」「体育会系」の経験がある女性は、企業から「使いやすい」と重宝されます。それは、彼女たちが非体育会系女子に比べて、「野球」の価値観が体にしみ付いているから。先輩が「これをやれ!」と言ったら、よくわからないけれど「はい!」と快諾する。チームの勝利のために自分のリソース(時間、努力)を差し出すことをいとわない。それでいて、女性的なムードメイクもできるとなれば、いわば「ハーフ」のようなもので、確かにこれは最強です。

次ページ目指すべきは「両利き」
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
  • 今見るべきネット配信番組
  • コロナ後を生き抜く
  • 晩婚さんいらっしゃい!
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
地銀 最終局面<br>首相が追い込む崖っぷち

遅々として進まなかった地銀再編。しかし菅義偉首相は明確に踏み込みました。全国の地銀はどう動くのか、現状を徹底取材。今後起こりうる地銀再編を大胆予測。さらにビジネスモデルや行員の働き方にも注目し、地銀が生き残る道について探りました。

東洋経済education×ICT