体育会系女子は最強の「ハーフ」
「野球」と「ままごと」の差はコミュニケーションにも表れます。「野球」「男性」のコミュニケーションは、目的をハッキリと伝える「伝令」のようなものになりがちですし、「ままごと」「女性」のコミュニケーションは、「共感と和」を重んじるようになります(どちらが「良い」「悪い」ではなく、そういった違いがあるということですね)。
俗に「男性脳は論理的、女性脳は感情的」などと言われますが、そういった生物学的な差もさることながら、これら小さい頃から慣れ親しんできたルール・コードが与える心理的影響も、少なくないはず。争うこと・勝つことが好きな男性と、調和することが好きな女性の傾向は、幼少期の生活によって育まれ、強化されていきます。
さて、そこへ持ってきて、体育会系女子です。
中学や高校、大学でいわゆる「部活」「体育会系」の経験がある女性は、企業から「使いやすい」と重宝されます。それは、彼女たちが非体育会系女子に比べて、「野球」の価値観が体にしみ付いているから。先輩が「これをやれ!」と言ったら、よくわからないけれど「はい!」と快諾する。チームの勝利のために自分のリソース(時間、努力)を差し出すことをいとわない。それでいて、女性的なムードメイクもできるとなれば、いわば「ハーフ」のようなもので、確かにこれは最強です。
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