男は野球、女はままごとで仕事を学んだ

「体育会系女子」が企業から重宝される理由

目指すべきは「両利き」

ちなみに、冒頭に挙げた書籍の結論は、「会社のルール=男たちのルールなのだから、女性も会社で働こうと思うなら『野球』に対応しなくてはいけない」というもの。ですが、女性が一方的に男性のルールに合わせ、男性は何もしなくていい、というのは少々アンフェアに感じます。

 ビジネスのあり方も相手も多様化している現在、さまざまな立場の人とマルチに協働することが求められています。いわば「オレは野球一筋だから」と言っていられないわけで、時にはバスケット選手とコラボし、時にはストイックにマラソンに打ち込み、時にはままごとを円滑に取り仕切らなければなりません(あくまで比喩ですが)。

 ですから、男性・女性に限らず「野球」も「ままごと」も両方できる、いわば「両利き」を目指すべき。両方の感覚を身に付けたうえで、あらゆる場面において、今は「野球」的献身が求められているのか、はたまた「ままごと」的親和が求められているのか。その時々に応じた振る舞いを心掛けるようにしたいものです。

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 憧れから一歩前へ! キャンピングカーのある日常
  • ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?
  • ゴルフとおカネの切っても切れない関係
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
地銀 最終局面<br>首相が追い込む崖っぷち

遅々として進まなかった地銀再編。しかし菅義偉首相は明確に踏み込みました。全国の地銀はどう動くのか、現状を徹底取材。今後起こりうる地銀再編を大胆予測。さらにビジネスモデルや行員の働き方にも注目し、地銀が生き残る道について探りました。

東洋経済education×ICT