「東大生の記憶術」は意外と簡単にマネできる 「多くのことをすぐ覚える」たった1つの方法
偏差値35から奇跡の東大合格を果たした西岡壱誠氏。そんな彼にとって、東大入試最大の壁は「全科目記述式」という試験形式だったそうです。
「もともと、作文は『大嫌い』で『大の苦手』でした。でも、東大生がみんなやっている書き方に気づいた途端、『大好き』で『大の得意』になり、東大にも合格することができました」
「誰にでも伝わる文章がスラスラ書けるうえに、頭もよくなる作文術」を『「伝える力」と「地頭力」がいっきに高まる 東大作文』にまとめた西岡氏が、「東大生の記憶力」の正体を解説します。
東大生は本当に「暗記が得意」なのか?
みなさんは、東大生にどういうイメージを持つでしょうか?
「記憶力がいい人」「たくさんのことを、いっぺんに、すぐに覚えられる人」……。
そんなイメージを持つ人が多いかもしれません。
しかし実は東大生は、記憶力が特に優れているというわけではありません。意味もない数字や関連性のない単語を覚える能力は、ほかの大学生と比べても「優れている」とは言えない人も多いです。
もちろん中には「教科書を丸暗記して東大に合格した!」と豪語するような暗記力のいい東大生もいますが、それも100人に1人くらいのものです。
僕は東大生になってから、500人以上の東大生と話し、インタビューをしたりアンケートを取ったりしてきたのですが、多くの東大生は「自分は記憶力が優れているほうだ」とは考えていませんし、実際、物覚えがいい人ばかりではありません。
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