お腹の脂肪が落ちる!「プチ糖質制限」5大秘訣 「40代でもお腹は凹む!」とっておきの方法は?
3つめの「プチ糖質制限」は、食事はよくかんで「ゆっくり食べる」ことです。
1食に「15分以上の時間」をかけるようにする
血糖値を急上昇させないためには、食べる速度も関係します。「早く」食べたほうが血糖値は急上昇しますし、早食いは食べすぎにもつながります。
食事を始めると血糖値が上昇し、これを脳の満腹中枢が感知して「もう満腹だから食べなくていい」というサインを出します。
ところが、脳が血糖値の上昇を感知するまで約15分かかるといわれています。ですから早食いの人は、体が満腹を感じる前に食べすぎてしまうことになりがちです。
みなさんも忙しいときがあるでしょうが、早食いを避け、なるべくゆっくり時間をかけて食べることが、ダイエットにも大事です。
咀嚼も満腹中枢を刺激することがわかっているので、よくかみながら、少なくとも1食に15分以上かけて食べるよう心がけてみてください。
「体重を減らすには食べないほうがいい」と思って、極端に食事を減らしがちですが、「しっかり食べる」こともとても大事です。
主食であるご飯やパンなどの糖質を減らしたらその分、野菜や肉・魚などのタンパク質はしっかりとってください。
要は、食べる量を急激に減らさないことです。食べる量を極端に減らしてしまうと、空腹と戦うことになり、ストレスがたまって結局は長続きしません。
また、食べる量を減らしてしまうと、タンパク質も不足しがちになってしまいます。タンパク質が足りないと、筋肉が落ちてしまいます。
食べる量を減らしたことで脂肪が落ちるでしょうが、その分、筋肉も落ちて代謝が下がり、結果として、身体機能が低下してしまいます。
そのような状態で糖質制限をやめてしまうと、恐ろしいことに、失った筋肉の代わりに内臓脂肪がついてリバウンドしてしまいます。エネルギーを燃やす筋肉がないために、リバウンドは簡単に起こってしまうのです。
私が30代にメタボになってしまった原因も、リバウンドにありました。やせても最終的に健康を損ねたのでは何にもなりません。食事の量をむやみに減らさないことが大事です。減らすのは糖質だけです。
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