がん診療「実績データ」マップで見る病院選び

疾患、手術有無から診療件数・入院日数を比較

専門的な知識が必要な医療に関して患者が自力で判断するのは難しい(写真:OrangeMoon / PIXTA)

自分や身近な人ががんと診断されたら、あるいはがんの疑いが強いと告知されたらどうするか。診断された病院でそのまま医療を受けることができればよいが、さまざまな事情から自分で病院を探すケースもあるだろう。しかし、専門的な知識が必要な医療に関して、患者が自力で判断するのは難しい。

そんなとき参考になるのが、実際にがんの診療を行った実績データから病院を探すことだ。厚生労働省では毎年、包括医療費支払い制度(DPC)の対象となった病院の退院患者に関するデータを公開している。

DPCとは、入院患者の医療費について検査や投薬といった診療行為ごとに計算する従来の出来高払い方式とは異なり、疾患(主要診断群)や治療内容に応じた1日当たりの定額医療費を基に全体の医療費を計算する制度である(一部の診療は従来どおり出来高払い方式で計算される)。

DPCデータから全国3701カ所の病院検索マップを制作

今回、東洋経済オンライン編集部では、DPCデータの2017年度における退院患者データから全国の病院3701カ所を検索できるマップを制作した。疾患の種類、手術の有無などから病院を検索し、該当する診療の件数や平均の在院(入院)日数を確認できる(リンクが表示されない場合は東洋経済オンラインのオリジナルサイトをご覧ください)。

マップではDPCデータの2017年度における退院患者データから全国の病院3701カ所を検索できる
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