全国「がん医療病院」診療実績マップ

厚生労働省の発表するデータから全国3701病院におけるがん診療実績をマッピング。疾患の種類や手術の有無などから病院を検索できる。

2019年8月3日

解説記事:がん診療「実績データ」マップで見る病院選び - 東洋経済オンライン

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診療件数が多い病院

病院名 がん拠点病院分類 診療件数 平均在院日数

平均在院日数が短い病院

病院名 がん拠点病院分類 診療件数 平均在院日数

厚生労働省では毎年、包括医療費支払い制度(DPC)の対象となった病院の退院患者に関するデータを公開している。DPCとは、入院患者の医療費について検査や投薬といった診療行為ごとに計算する従来の出来高払い方式とは異なり、疾患(主要診断群)や治療内容に応じた1日当たりの定額医療費を基に全体の医療費を計算する制度である(一部の診療は従来通り出来高払い方式で計算される)。

今回、東洋経済オンライン編集部では、DPCデータの2017年度における退院患者データから全国の病院3701カ所を検索できるマップを制作した。疾患の種類、手術の有無などから病院を検索し、該当する診療の件数や平均の在院(入院)日数を確認できる。

マップの見方

マップには調査対象の3701病院が表示されている。「病院の情報で絞り込む」「診療の実績で絞り込む」から病院の所在地、疾患の種類などに応じて絞り込むことができる。またマップの病院、マップ下の散布図「診療件数と平均在院日数の分布」の点や「診療件数が多い病院」「平均在院日数が短い病院」の病院名をクリックすると、その病院の詳細情報が表示される。ただし診療件数は10件以上のデータのみ公開されているため、10件未満の場合は「0」と表示される。

掲載データについて

診療データは厚生労働省が2019年2月に発表した平成29年度DPC導入の影響評価に係る調査「退院患者調査」(病院類型、DPC算定病床の入院基本料、DPC算定病床数、病床総数、該当診療件数、平均在院日数)をグローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(GHC)が集計したもの。調査の対象は、2017年(平成29年)4月から翌年3月に退院または転棟した患者のうち、在院(入院)日数が2日以上のデータ。また、24時間以内の死亡や自費診療のみのケースなどは含まれない。詳細は同省発表の「分析対象データについて」を参照。診療データの算出期間が12ヶ月に満たない場合、比較のため12ヶ月分に換算した。病院データ(所在地、二次医療圏、設立母体)はGHC保有のデータベースから。都道府県独自指定のがん拠点病院はすべて「都道府県独自指定がん拠点病院」で統一した。



データのダウンロード、ソースコード、修正履歴はGitHubから

制作:荻原 和樹(東洋経済オンライン編集部)