「DQビルダーズ2」が図工嫌いでも楽しめる理由

明言したい「豆腐ハウスでもいいのだ」

気がつくと、静かな海岸に流れ着いていた。周りに魔物たちの姿はなかったが、同じ船で捕まっていた少女が生きていた。そしてもう1人、海を眺めている見知らぬ少年の姿が。「シドー」と名乗る彼は、主人公たちと行動を共にするのであった。

さて、ゲームのシステム面であるが、主人公は流れ着いた島をベースとして、ほかの島に渡る。そこで問題を抱えながら暮らす人たちと協力して、ハーゴン教団の脅威を排除していくことになる。

前作との違い

前作では、一部例外はあるものの、基本的に主人公は1人で戦っていた。しかし今作では流れ着いた島で出会った少年シドーと行動を共にし、協力しながら敵を倒していく。

また、オンライン要素が追加され、友達と一緒に島を開発したり、ビルドした島の写真をゲーム内で投稿、ほかのユーザーに公開することもできるようになった。さらには写真だけでなく、島そのものを公開し、多くのユーザーに自由に散策してもらうこともできる。

前作とさまざまな違いがある中で、特筆すべきは「一緒に生活する町の住民たちも、ビルドができるようになった点」だろう。前作では、ビルドはビルダーのみに宿る特殊な能力として扱われ、町の住民たちはモノを作る能力を持たなかった。

しかし今作では、町の人々はビルドすることをハーゴン教団の支配によって禁止されているという設定である。主人公たちが困難な課題を解決していくにつれ、ハーゴン教団と戦うことを決めた町の住民たちが、建物のビルドなどを手助けしてくれるようになる。

ストーリーを進めると、やがてみんなの力で巨大な建造物を作ることになる。これまでのストーリーで培った、町の住民たちとの絆の強さを見るようで感動的だ。ただし、なぜか主人公と行動を共にしているシドーだけは、どうしてもモノを作ることができないのだが……。

ほかにも、今作では前作のステージにあたる「島」を自由に行き来できる点にも触れたい。前作では1つのステージをクリアすると、住民たちと別れ、また1から新しいステージで拠点を作り上げる必要があった。自由なビルドは「フリービルドモード」という別モードで行う必要があり、ストーリーと自由なビルドはシステム上で別の存在として扱われていた。

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