さて、いよいよであります。平成最後のJRAG1レースが、春の天皇賞となりました(4月28日(日)、京都競馬場11R、芝3200m)。
このレースはやはり3200mという長距離なので、どうしても血統の裏付けが必要となります。
毎年大混戦になるのですが、今年は意外にすっきりとまとまります。
「平成最後のG1」春の天皇賞は「3頭」を軸に勝負
まずはグローリーヴェイズ(牡4歳/美浦・尾関知人厩舎)。
父ディープインパクトは2006年のこのレースをレコード勝ちし、クラシック3冠を含むGI7勝を挙げた“平成の最強馬“の1頭。3代母メジロラモーヌは、1986年に史上初の牝馬三冠を達成した名牝馬です。これはどっから見ても文句のつけようがない・・・のですが・・・ディープインパクト産駒はまだこのレースを勝ったことがないんですね。この点はちょっと気になります・・・。
そして長距離に強い血統と言えば・・・ステイゴールド産駒を忘れるわけにはいきますまい。
過去6年の天皇賞・春で、2013年、2014年フェノーメノ、2015年ゴールドシップ、2018年レインボーラインと、3頭の産駒が4勝もしているのです!!(残りの2年はキタサンブラック)
今年の出走馬ではエタリオウ(牡4歳/栗東・友道康夫厩舎)とパフォーマプロミス(牡7歳/栗東・藤原英昭厩舎)の2頭。
エタリオウは昨年のG1菊花賞(京都・芝3000m)でもハナ差の2着に入っていて、距離とコース適性は実証済み。
母の父がカクタスリッジという超スピード系で1600m4戦4勝という実績が逆にちょっと気にはなりますが、まあ3000mを鼻差2着の実績がある訳ですから、これは大丈夫、と見ました。
一方のパフォーマプロミスは、母の父タニノギムレットがGI日本ダービー(東京・芝2400m)勝ち馬で、その産駒には同じく牝馬で日本ダービーを制したウオッカがいます。伯母にもG1オークス(東京・芝2400m)を勝ったシルクプリマドンナがいて、母の父の父ブライアンズタイムは3冠馬ナリタブライアンや天皇賞・春の勝ち馬マヤノトップガンを出しておりまして、数々の名馬を思い起こさせるこの血統背景も、平成最後のG1を締めくくるに相応しい馬とも言えましょう。
ということで、血統から見てこの3頭が軸。もう3連単ボックス、多少プラスして5頭程度の3連複馬券で勝てると見ました。さて、平成最後を飾れるのか!?
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら