慶応OB「三田会」やっぱり強すぎる結束の実像

日本最強の母校愛、早稲田OBは到底かなわない

グローバル化の波にもまれ、両大学とも変革を迫られている(撮影:尾形 文繁、デザイン:新藤 真実)

「OB会活動をしていて残念なのは、経済界の支援が希薄なこと。そのせいか慶応の三田会に比べ、早稲田の稲門会はネットワークが弱い。稲門会活動を活発にして、早稲田DNAを持つ卒業生64万人の力を結集したい」

「群れない早稲田に群れる慶応」

早稲田大学校友会の萬代晃・代表幹事はこう語る。「群れない早稲田に群れる慶応」と言われるように、ライバルの早稲田から見て、強固すぎる結束を誇るのが慶応大学のOB・OG会組織、三田会だ。

5月7日発売の『週刊東洋経済』は、「最強私学はどっちだ? 早稲田vs慶応」を特集。卒業生も知らない学部序列の変動、受験生の親必読の入試改革、1980年代からの偏差値・栄枯盛衰、研究力、就職力、社長輩出力、財政、お受験、付属校、学費、早慶ダブル合格の進学割合など、さまざまな視点からライバル関係にある私学の雄を大解剖した。

『週刊東洋経済』5月7日発売号は、「最強私学はどっちだ? 早稲田vs慶応」を特集。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

慶応連合三田会大会──。慶応のOB組織である慶応三田会にとって、1年の中で最も重要なイベントだ。2019年は10月20日に、日吉キャンパスで開く計画。同大会は、年会費をいっさい取らない慶応連合三田会(三田会を統括する上部組織)の集金マシーンとして存在する。

1960年ごろから始まったとされる連合三田会大会。「塾員」(慶応では卒業生をこう呼ぶ)である卒業生向けのホームカミングデーと位置付けられ、母校愛を呼び覚ますイベントでもある。そんな慶応愛にあふれた塾員たちを待ち受けるのが、豪華な景品だ。

2018年のパンフレットを開いてみよう。1枚2000円の入場券には、福引抽選用の番号が振られている。「創立160周年記念賞」「K賞」「E賞」「I賞」「O賞」の5つがある中、驚くのは「創立160周年記念賞」「K賞」の中身だ。

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