JAL直伝「ラジオ体操」で健康になる3つのコツ "考え抜かれた全身運動"の高いポテンシャル

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JALはラジオ体操を取り入れて社員の健康管理に役立てています。実はラジオ体操には「目からウロコ」な実践的な効果があるのだそう(写真:IYO/PIXTA)  
日々の運動不足を実感していても、「いったい何から始めていいものか」「いろいろ試してみても長続きしない」という方も多いのではないでしょうか。
誰もがよく知るラジオ体操が、実は気軽に始められるエクササイズとして近年新たな注目を集めていることをご存じでしょうか。
そんなラジオ体操の真価を知り、社員の健康管理に役立てているのが航空会社大手の日本航空です。その牽引役であり、書籍『JAL健康管理部 本気の!ラジオ体操講座』も監修する日本航空健康管理部に、ポイントを押さえた本気の!ラジオ体操について聞きました。

JALが取り入れているのは、全国ラジオ体操連盟「ラジオ体操第一」です。「本気の!」と言っても、体操の中身はいっさい変えていません。オリジナルの体操のポイントを押さえて正しく行うことを「本気の!ラジオ体操」と表現しています。

3分15秒で手軽にできる全身ストレッチ

では、ラジオ体操は何がいいのでしょうか。

1:全身の筋力アップとストレッチが同時にできる

ラジオ体操第一は、「伸びの運動」から「深呼吸」まで、12の運動が13のパートに分かれてできていますが、その一つひとつで体のさまざまな筋肉を使い、3分15秒で全身をまんべんなく動かすことができるよう考えられています。

例えば2番目の「腕を振って脚を曲げ伸ばす運動」です。かかとを上げた屈伸により、足やひざの関節と股関節を動かし脚部全体の筋肉を鍛え、さらに腕を振る動きにより、肩甲骨周りの筋肉をストレッチするという、いくつもの効果が期待できるのです。

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