就活「採用プロセス」で企業の選考方針は読める

人気企業の「長い選考待ち」は当落線上の印?

3月1日の合同説明会(リクナビLIVE)の様子。就活解禁から1カ月、すでに選考を始めている企業も多い。その採用のプロセスはどう進むのか (撮影:尾形文繁)

多くの就活生は、就職活動の応募から内定に至るまでの「採用プロセス」を気にしていると思います。そこで、今回、その採用プロセスの実態を書きたいと思います。

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そもそも各企業によって採用プロセスは異なります。一般的に、企業の人気(集まる学生の数の多さ)と、その企業が採用しようとする人材のレベルによって、大きな違いが出やすくなります。

まず、人気企業の選考は、

エントリーシート(ES)提出 → 筆記試験・適性検査・WEBテストなど(以下すべて含めて「適性試験」と表現) → 会社セミナー → グループ面接・グループディスカッションなど(以下すべて含めて「グループ選考」と表現) → 面接(複数回)→ 内定

という形で進むのが主流です。ES提出、適性試験で足切りをしてから、直接会える場を用意するのです。人気企業は、希望者全員と会うとなると、会場も対応できる人数も足りなくなります。そこで、できる限り最初の段階で、採用することがまずない、一定の能力に達していない人を足切りにし、直接対応できる人数を限定するのです。

学力や学歴で直接会う人を絞る

さらに、適性検査やWEBテストには費用がかかるので、ES提出の時点で、大学名によるフィルターをかけて選考する企業もあります。大学受験レベル相応の筆記試験を用意し、学力選考をする企業もあります。

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