「結婚話を避ける恋人」はリスクでしかない

30代女性を待っていた「予想を覆す展開」

いつまでたっても結婚を決断してくれない恋人は、人生最良の伴侶と言えるのでしょうか?(写真:monzenmachi/iStosk)
結婚にいちばん遠い場所にいるのは、どんな人かご存じだろうか? 恋人のいない人ではない。結婚を言い出さない恋人と何年も付き合っている人なのだ。
仲人として婚活現場にかかわる筆者が、毎回1人の婚活者に焦点を当てて、苦悩や成功体験をリアルな声とともにお届けしていく連載。今回は、「結婚を言い出さない恋人の特徴」について考えたい。

面談にやってきた大友洋子(39歳、仮名)は、スリムな体型で目を見張るほどの美人だった。

「お時間をつくっていただき、ありがとうございます。本日はよろしくお願いいたします」

アナウンサーを思わせるような滑舌のよさで、何もかもが完璧に見えた。彼女に会った人は、誰もがそう思うだろう。

アラフォーの美人が結婚できない理由

「どうしてあなたが結婚できないの?」

この連載の一覧はこちら

しかし、婚活市場の中で結婚できないでいるのは、アラフォーの美人ばかりなのだ。仕事もできる。決してモテなかったわけではない。いくつかの恋も経験してきたのに、結婚する時期を見誤って、30代になってしまった。独身でいることに急に焦りを覚えるのだが、自分の生活圏内にはすでに結婚できる候補者がいなくなっていた。

洋子は、言った。

「気がついたら35歳を超えていました。2年半前に本格的に婚活をしようと、大手の結婚相談所に入ったんです。そこで1年間のうちに20人弱の方とお見合いを繰り返したのですが、“結婚したい”と思える男性には出会えませんでした」

そんなときに、友人から4つ上の服部雅弘(仮名)を紹介された。国家資格を有する士業をしているエリートだった。

「何度かお食事に行ったら、『正式にお付き合いしていただけませんか?』と申し込まれたんです。私にとっては願ってもないことでした。歳も近いし、キチンとしたお仕事をしている。ただ将来に結婚を見据えた交際でないと困ると思ったので、それをお聞きしたところ、『そのつもりです』と。もう本当にうれしくて、天にも昇る気持ちで交際をスタートさせました」

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