有力ブロガーが選ぶ「3つのベスト投信」とは? 「情弱のままでいる人」はお金持ちになれない

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ここからは恒例の競馬コーナーだ。

今週末の日曜日にはアメリカジョッキークラブカップ(AJCC、G2、1月20日、中山競馬場11R)が行われる。別定重量のG2なので、実績・人気通りに順当に決まっておかしくないのだが、中山コース、距離2200m、季節が冬(芝の成長が良くない)、と少なからず癖のある条件だ。

出走馬は、ピカピカの菊花賞馬で鞍上がC・ルメール騎手のフィエールマン(1番人気)と同世代との戦いでまずまずの実績を特に中山コースで残してきたジェネラーレウーノ(2番人気?)の2頭が4歳馬で、あとは今一つの実績の5歳〜8歳馬だ。登録段階で11頭とやや少頭数だ。

現4歳世代が他世代との比較で強いことは既に知れ渡っていて、狙いとして妙味がないが、4歳2頭の実力が抜けているように思う。

AJCCの本命はジェネラーレウーノで

どちらを本命にするかと言われたら、直線平坦な京都コースでスローの展開からの上がり勝負を勝ったいかにもディープインパクト産駒のフィエールマンよりも、中山コースに強いジェネラーレウーノを採りたい。

中山で強かったグラスワンダーの子スクリーンヒーローが父で、鞍上の田辺裕信騎手も中山コースが得意だ(中山ならルメール級!だと筆者は思っている)。点数を絞って馬券を買うなら、こちらがアタマの馬券に気を入れて、フィエールマンとの馬単の往復馬券だろう。馬券的には、フィエールマンに人気が偏ることを期待したいが、両馬の人気はそう大きく離れないかも知れない。

対抗はもちろん、フィエールマンだ。菊花賞馬で鞍上がルメールなのだ。同世代屈指の瞬発力でジェネラーレウーノをきっちりマークして差し切るかも知れない。

問題は3番手だ。実は、筆者は今年から馬券の購入スタイルを少々変えており、「3連複のやや手広い馬券+馬単ないし単勝」といった買い方を中心にしている。中山金杯と京成杯は三連複がそれぞれ少々儲かったが(前者の配当は4万2070円、後者は5490円)何れも7番人気以下の馬を結果的に上手く選べたことが良かった。今年は、必ずしも「勝ち馬」ではないが、人気以上に好走しそうだ、という馬を探すことに注力したい。

今回は、8歳馬だがサクラアンプルールを単穴扱いで狙ってみたい。4コーナーで外を回して追い込んで来がちな蛯名騎手に乗替わったが、少頭数だしジェネラーレウーノが早めにスパートしそうで展開が向きそうだ。

少頭数なのであまり手は広げられない。本命から対抗の馬単往復を勝負馬券として、昨年勝ち馬のダンビュライトまで加えた4頭の三連複をボックス買いしてヘッジにしよう。後は、オッズを見て本命から単穴の馬単を少々付け加えてみる。

山崎 元 経済評論家

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やまざき はじめ / Hajime Yamazaki

1958年札幌市生まれ。東京大学経済学部卒業。経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員、株式会社マイベンチマーク代表(投資と投資教育のコンサルティング会社)と複数の肩書を持つ。三菱商事、野村投資信託、住友信託銀行、メリルリンチ証券など計12回の転職経験を生かし、お金の運用、経済一般、転職と自己啓発などの分野で活動中。著書に『超簡単 お金の運用術』(朝日新聞出版)『「投資バカ」につける薬』(講談社)『お金がふえるシンプルな考え方』(ダイヤモンド社)など著書多数。馬券戦略は馬連が基本。【2024年1月5日編集部追記】2024年1月1日、山崎元さんは逝去されました。心から哀悼の意を捧げ、ご冥福をお祈りします。

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