ホテルの代わりにアパートの貸し出しが多い
私は週末の数日をアムステルダムで過ごしたのだが、ヨーロッパの友人はこういう時、ホテルではなくアパートメントを予約する。ヨーロッパでは個人のアパート持ちがサイドビジネスでアパートをネットで貸すビジネスが一般化していて便利だ。そういえばローマでも、タクシーに乗っていたら女性の運転手さんがコンドの名刺をくれて、アイパッドでその部屋の中をぐるりと見せつつ、一泊150ユーロなどと言って営業かけてきたっけ。
他にもハイネッケンの工場にいってビールを飲みまくったり、イタリアもビックリのハイクオリティのパスタを楽しめたり、私はタイプではなかったがウサギの丸焼き(ウサギは筋肉質で、結構固い)が売っていたり、いろいろ珍しい経験ができる。
道端で売っているホットドッグに関してだが、そのソーセージのサイズおよび載せているチーズの量は間違いなく世界一で、「あんなもん毎日食べててよう血管つまらへんな」と感心した次第である。
不況下のヨーロッパで、珍しく経済が好調なドイツ
フランクフルトは、ヨーロッパの中では数少ない“稼働している感”のある都市である。そもそもドイツだけ他のEU諸国と違って景気がいいというのもあるが、フランスとか東欧で本当に見たことのない、建設中の建物が発見される。
私の友人がフランクフルトのソーシャルインパクトファンド大手で働いているから少し立ち寄ったのだが、フランクフルトはヨーロッパ金融の中心の一角で、ドイチェバンクの本社やUBSの大きなビルが立ち並び、ソーシャルファイナンス系の組織も集まりつつある。
この都市は有名な割に小さく、御馴染みの二階建て観光バスで見どころめぐりをすると、たった30分で終わってしまうくらい大して観光するところがない。ただフランクフルトの中央を流れる川の傍は、散歩のしがいがある美しい一帯であり、訪れてみるとよいだろう。
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