「GAFAやめました」若者が離れ始めた根本理由

現地取材!歪められた「アメリカンドリーム」

いよいよ、来年は、こうしたITジャイアントへの「規制」が、より広範囲に動き出す年になるのだろうか。

今年4月、情報流出で米議会に呼び出されたフェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEO。見慣れないネクタイ姿が印象的だったが、先ほどのダニエルは「今のテクノロジーを理解している政治家はほとんど見当たらず、議会で喚問をしても的を射た質問をできる議員はいません」と切って捨てていた。

それに比べて、今月初めのグーグルのサンダー・ピチャイCEOの議会証言は、「フェイスブックの時に比べると、議員が勉強をしていたという印象」(米国野村證券、雨宮愛知シニアエコノミスト)だと言う。

日本でも、こうした「データ経済圏」をきちんと管理しようという動きが、政府内で始まっている。2019年は、GAFAを取り巻く環境が大きく変わってくるかもしれない。国家レベルでも、利用者のレベルでも。

GAFAは「アメリカンドリーム」を変質させてしまった

つねに、世界をリードしてきたアメリカ経済。GAFAも体現した「アメリカンドリーム」について、ギャロウェイ氏は、こう語ってくれた。

「アメリカンドリームとは、何百万人もの『百万長者』を作ることだった。ルールに沿って、学校にも通い、いい人間であれば、そうなれた時代があった。しかし、現代は、できるだけ少ない企業が強大なパワーを持ち、一握りの『超億万長者』を生み出すのが、アメリカンドリームになってしまった。これは、社会にとって、いいことではない。かつてのアメリカンドリームの時代に戻るべきだ」

いろんな視点から考えることができるGAFAの時代である。

と、行き交うニューヨークの人たちの「ながら~」を眺めながら思ったりもした。

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