「会社で動画観る部下」の批判は絶対NGなワケ

若者世代のメディアは超進化している

知らないものだからと、若者の使うツールをすぐ批判してはいけない(イラスト:OCEANS)  
30代~40代のビジネスパーソンは「個を活かしつつ、組織を強くする」というマネジメント課題に直面している。ときに先輩から梯子を外され、ときに同期から出し抜かれ、ときに経営陣の方針に戸惑わされる。しかし、最も自分の力不足を感じるのは、「後輩の育成」ではないでしょうか。
20代の会社の若造に「もう辞めます」「やる気が出ません」「僕らの世代とは違うんで」と言われてしまったときに、あなたならどうしますか。ものわかりのいい上司になりたいのに、なれない。そんなジレンマを解消するために、人材と組織のプロフェッショナルである曽和利光氏から「40代が20代と付き合うときの心得」を教えてもらいます。

ハードの急速な変化は驚異的

今では70代ぐらいの団塊の世代の方々でも、スマートフォンを使いこなす人は少なくありませんが、日本でiPhoneが発売されたのは2008年7月と、なんとたった10年前。それまでは日本人のほとんどはいわゆる「ガラケー」と呼ばれる日本独自規格の携帯を持っていたものです。

当記事は、『OCEANS』の提供記事です。元記事はこちら

昔のドラマなどで折りたたみ式の携帯が出てきて、ものすごい時代感を持ったりしますが、実はそんなに遠い昔ではありません。それだけ急速にハードは進化、普及したわけです。

そしてもちろんソフトウェア、特にメディアもそれに応じて変化してきました。SNSの代表格であるFacebookが日本語対応したのもiPhoneと同じく2008年です。それからあれよあれよと普及して、現在では日本人のアクティブユーザー数は2800万人で、4人に1人が使っていることになります。

LINEなどは、もっとすごくてアクティブユーザー数が7600万人以上とのことで、我々オッサン世代でも名刺交換代わりにLINEを交換する姿を見かけるようになりました。どれもこれも10年以内での実績と考えると驚嘆せざるをえません。

と、ここまでならオッサン世代も「そうそう知ってる」と安心感を持って読んでいただいていると思うのですが、例えば動画SNSのTikTokやSHOWROOM、MixChannel、TwitCastingなどはどうでしょうか。一部のメディアリテラシーの高い方を除けば、あまり知らないかもしれません(私ももちろんそんなに知りません。アプリを落としてちらっと見たぐらいで使ってもいません……)。

しかし、これらのアプリは若い世代にかなり浸透してきており、日常的に見ている人も多いようです。ほかにも、いくらでもオッサン世代の知らないところで大盛り上がりを見せているメディアはたくさんあります。

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