子なし、子ありで結婚生活の満足度は変わる 妻の就業状況によっても満足度に差が出る
次に、離婚や結婚生活の不満などについて既婚者の意識をみてみます。
40~64歳の既婚者について、今も離婚を考えている割合(「今考えている」と「ときどき考えることがある」)を子どもの有無と夫婦の働き方別にみると、子どもがいて夫婦とも正社員で働く女性が最も高くなっています(41.7%)。子どもがいて非正社員で働く女性についても33.2%で、子どもがいて専業主婦の女性は24.4%となっています。
子どもがいない女性は、子どもがいる女性よりも今も離婚を考えている割合は低く、夫婦の働き方にかかわらず約2割にとどまります。
男性の離婚に対する考え方は?
男性も同様の傾向で、今も離婚を考えている割合は、子どもがいて夫婦とも正社員で働く男性が最も高く(27.3%)、子どもがいて妻が非正社員の男性(23.5%)、子どもがいて妻が専業主婦の男性(22.0%)と続きます。また、子どもがいない男性は、子どもがいる男性よりも今も離婚を考えている割合は低く、夫婦の働き方にかかわらず1割強~2割弱にとどまります。
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