新型MacBookAir、「8年ぶり全面刷新」の衝撃

iPadProの新製品も登場、買うならどっち?

10月30日、アップルはブルックリンで3つの新製品を発表した。写真は新しいiPad Pro(筆者撮影)

10月30日、アップルはニューヨーク州ブルックリンの音楽ホール「Brooklyn Academy of Music」で3つの新製品を発表した。

アップルは毎年、年末商戦を控えるこの時期にMacやiPadの新製品を発表することがあるが、今回のようにグローバルイベントとして各国からプレスを集めてのイベントは珍しい。言い換えれば、それだけ同社の成長にとって大きな期待をかけたチャレンジとも言えるだろう。

アップルが発表したのは、長い間、刷新が行われてこなかったMacBook AirとMac miniと、iPadの適応範囲をクリエイティビティや生産性向上といった領域に拡げたiPad Proの計3シリーズ。それぞれにフルモデルチェンジしている。本リポートでは、その詳細を速報する。

もっとも愛されてきたMacが8年ぶりの刷新

現在も販売中の第2世代といえるMacBook Airの設計は、実に2010年にまで遡る古いものだ。故スティーブ・ジョブズ氏が書類封筒から取り出すパフォーマンスで発表された初代機を刷新したのが2010年10月20日のことだった。

8年ぶりに刷新されたMacBook Air。見た目は13.3インチに拡大されたMacBookだが、インターフェイスやスピーカーなどは大きく強化されている(筆者撮影)

基本的な構造を8年変えずに販売されてきたMacBook Airは、シリーズ中、もっとも購入しやすい価格であったこともあり、学生や個人で仕事をするビジネスパースンに愛されてきた。イベントの公演に登壇したCEOのティム・クック氏はMacBook Airを「もっとも愛されてきたMac」と紹介している。

しかし長らく基本構造やディスプレイを変更してこなかったことによる弱点も多かった。他のアップル製品が備えている希望、言い換えればアップル製品に期待される機能がか欠けている状態が続いてきた。

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成長を確実にする組織の根幹を成すのが、研究開発と人事である。研究開発体制は2015年4月、各研究所に横串を通し、顧客起点の組織に生まれ変わらせた。人事制度もグローバル化がほぼ完了。踊り場から飛躍へ、日立の地固めの様相を追う。