「世界最大」のアップル製品収集が消滅の危機

オーストリア男性が後援者を募集

 10月17日、1980年代から米アップル製コンピューターの修理を請け負い、個人としては世界最大の可能性を自称するアップル製品の収集家であるオーストリア人男性のコレクションが、消滅の危機に瀕している。写真は先月28日撮影(2018年 ロイター/Leonhard Foeger)

[ウィーン 17日 ロイター] - 1980年代から米アップル製コンピューターの修理を請け負い、個人としては世界最大の可能性を自称するアップル製品の収集家であるオーストリア人男性のコレクションが、消滅の危機に瀕している。

男性は、ローランド・ボルスキーさん(55)。収集した古いアップル製コンピューターは1100台余りで、民間のアップル製品収集としては世界最大と主張するプラハのアップル博物館の472点をはるかにしのぐという。

しかし、アップルが今年2月、ウィーンに1号店をオープンし、ボルスキーさんの会社が請け負っていた修理事業を手掛けることになり、ボルスキーさんは廃業を決断。収入が枯渇したため収集品を保管している倉庫の家賃が払えなくなったという。

ボルスキーさんは、収集品を展示し、2万─3万ユーロの借金を返済してくれる後援者が見つかればと願っている。

もし後援者がすぐに見つからなかったらと質問されると、ボルスキーさんは「破壊されることになる。一番悩ましいことだ」と語った。

ボルスキーさんは、すでにウィーンで行われた期間限定の展示に収集したコンピューターを出品しているが、恒久的な保管場所を見つけたいとし、どこでも、展示してもらえる場所があれば嬉しい」と話している。

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • おとなたちには、わからない
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • コロナ後を生き抜く
  • 今見るべきネット配信番組
トレンドライブラリーAD
人気の動画
ついに上場廃止、大塚家具の末路
ついに上場廃止、大塚家具の末路
日本初、「工場を持たない」EVメーカー誕生の衝撃
日本初、「工場を持たない」EVメーカー誕生の衝撃
日本人に多い「腸を汚すフルーツの食べ方」4大NG
日本人に多い「腸を汚すフルーツの食べ方」4大NG
男性も入れる?新業態『ワークマン女子』の中身
男性も入れる?新業態『ワークマン女子』の中身
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
2050年の中国<br>世界の覇者か、落日の老大国か

米国と並ぶ超大国を目指す中国。しかし中国の少子高齢化はこれまでの想定を超える速さで進行しています。日本は激変する超大国とどう付き合うべきか。エマニュエル・トッド、ジャック・アタリ、大前研一ら世界の賢人10人が中国の将来を大胆予測。

東洋経済education×ICT