多くの20代が「自分世代は特別」と信じている

若手に「感性が違う」と言われたときの対処法

「私たち世代と感性が違うので」と言われてしまったら、どうすればいいのでしょうか(イラスト:OCEANS)
30代~40代のビジネスパーソンは「個を活かしつつ、組織を強くする」というマネジメント課題に直面している。ときに先輩から梯子を外され、ときに同期から出し抜かれ、ときに経営陣の方針に戸惑わされる。しかし、最も自分の力不足を感じるのは、「後輩の育成」ではないでしょうか。
20代の会社の若造に「もう辞めます」「やる気がでません」「僕らの世代とは違うんで」と言われてしまったときに、あなたならどうしますか。ものわかりのいい上司になりたいのに、なれない。そんなジレンマを解消するために、人材と組織のプロフェッショナルである曽和利光氏から「40代が20代と付き合うときの心得」を教えてもらいます。

真や善は共通だが美意識は違う?

今回のテーマは「感性」です。人間の精神が求める普遍的な価値をよく「真・善・美」と言いますが、知性における理想が「真」、倫理における理想が「善」とすれば、最後の「美」は感性における理想と言ってもよいかもしれません。要は、感性とは物事に関する美意識です。

当記事は、『OCEANS』の提供記事です。元記事はこちら

「真」や「善」は、若者と我々オッサン世代の間でもそれほど違いはなく割と共通しているのですが、こと「美」についての感性においては今回のタイトルのように隔絶があるとよく言われます。世代間の考え方の違いは、「働き方についての価値観」など「真」や「善」に関するようなことももちろんありますが、音楽やファッションなどのセンス、「美」に関することに最も現れるように思います。確かに「世代間の違いを一番感じるのはカラオケだ」と我々オッサン達は口々に言います。格好いいと思う歌が全然違うので愕然とするというわけです。

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