「職場恋愛」が面倒な人と夢見る人の大きな差 企業が「野暮なルール」を課すのも致し方ない

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小川たまかさん(左)と林伸次さん(右)に、最近の職場恋愛、勘違いおじさん、美人は損か得か……など昨今の恋愛事情について赤裸々に語ってもらいました(撮影:牧野智晃)
最近、上司が部下を飲みに誘うことを禁止する企業が出てきているようだ。目的は、セクハラやパワハラをなくすため。しかし、同時に「職場恋愛がしづらくなった」という声も上がっているという。渋谷のバー店主で、さまざまな恋愛を見届けてきた林伸次さんと、性被害の取材を続ける小川たまかさんが、昨今の恋愛事情を語りあった。

もうすぐ職場恋愛は消滅する?

林伸次(以下、林):僕はバーテンダーという仕事柄か、お客さんと恋愛について話をすることが多いのですが、最近では「職場恋愛がしづらくなった」という声もよく聞きます。

小川たまか(以下、小川):セクハラ、パワハラ、アルハラをなくすため、厳しいルールを設ける企業もあるようですね。

:ある大手外資系企業では、上司が部下に「今日飲みに行こうか?」と誘うことや、結婚しているかどうか、子どもがいるか、などプライベートなことを聞くのは原則禁止なのだとか。もちろん男性が女性に「今日かわいいね」「髪、切ったの?」などと言うのはもってのほかだと聞きました。

小川:聞き方にもよるのでしょうが、なかなか厳しいルールですね。

:合コンだとコミュニケーション能力が高い人や、美女やイケメンにモテが集約されるけれど、職場だと毎日、顔を合わせているうちに好意を抱いて、やがて自然な恋愛に発展する。しかしプライベートなことを聞くことを禁じる風潮がスタンダードになると、もはや職場恋愛はなくなるのではないかと思うんです。

正直、僕自身はキレイな人に「キレイだね」というのがどうしていけないのか、いまだに腑に落ちないところもあります。

小川:職場という仕事の能力を活かす場でわざわざ美醜に触れられること自体を不快に感じる人もいますし、大勢の前で外見を褒められると、他の人に対して褒められた側が必要以上に配慮しなくてはならない煩わしさもある。

:単純に褒めるのが良いか悪いかの問題ではない、と。

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