「弱い安倍首相」が日本経済にプラスなワケ 「3選後」の安倍政権はこれからどうなるのか

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他方、総裁選当日、アメリカのドナルド・トランプ大統領はこんなツィートを送っている 。

Congratulations to my good friend Prime Minister @AbeShinzo on his HUGE election victory in Japan. I’m looking forward to many more years of working together. See you in New York next week! (わがよき友人、日本の安倍晋三首相の選挙戦大勝利、おめでとう。あと何年も一緒に仕事できることを楽しみにしているよ。来週、ニューヨークで会おう!)

一時はトランプ氏が、「日米通商交渉が不調に終われば、シンゾーとの関係も終わりだ!」と発言したとのことで、日米関係には緊張が走ったものだ。この週末から、安倍首相は訪米して一連の外交日程に臨む。ニューヨークでは国連総会の一般討論演説に立ち、トランプ大統領とは8度目の日米首脳会談を行う。

トランプさんからは、牛肉関税の引き下げから自動車の輸出自主規制まで、いろんな要求を突き付けられそうだ。しかし、ここで管理貿易を呑むわけにはいかない。逆に通商問題を無難にまとめられれば、「さすがは安倍さん!」の声が上がろうというもの。

前途は「地雷原」のように多くのリスクが待ち受ける

今回、気になるのは「ゴルフ日程」がないことである。一説によれば、9月24日にニュージャージー州ベッドミンスターのトランプ・ナショナル・ゴルフクラブに予約が入っていたらしい。ああ見えてトランプさんは、「メディアには強く、対面には弱い」癖がある。4度目の日米ゴルフが成立していれば、日本側としては大いに心強かったはずである。

しかるにいかんせん、トランプ大統領も多忙な身の上だ。11月6日の中間選挙を前に、「お友だちとゴルフ」はさすがにマズイと思ったのかもしれない。安倍首相との会談の前日には、3度目の南北首脳会談を終えたばかりの文在寅・韓国大統領も飛び込んできた。

23日以降の政治外交日程を書き出してみると、前途には地雷原のように、いろんなリスクが埋まっている。米中貿易戦争はどんどん戦線を拡大しているし、来週のFOMC(米公開市場委員会)は今年3度目の利上げを決めることだろう。アメリカ経済と株式市場はなおも絶好調が続いているが、減税効果もそろそろ息切れしてくるはず。年末に向けて、気の抜けない日々が続くことだろう。

<3選後の安倍首相を待ち受ける政治外交日程>

自民党総裁選挙(9/20)

第2回日米通商協議=FFR(ニューヨーク、9/24)

対中第3次制裁追加関税2000億ドルを実施(9/24)

安倍首相、国連総会で一般討論演説(9/25)

米韓首脳会談(ワシントン、9/25)

FOMC(9/25-26)→今年3度目の利上げへ

日米首脳会談 (ワシントン、9/26)

米中閣僚級協議(ワシントン、9/27-28)?

沖縄県知事選挙(9/30)

内閣改造、党役員人事(10/1)

EU定例首脳会議(10/18)→Brexit交渉間に合わず?11月に臨時首脳会議?

安倍首相が訪中(10/23)→日中平和友好条約発効40周年記念式典

臨時国会召集(10/26頃)→災害復旧の補正予算が急務

米中間選挙(11/6)

(本編はここで終了です。次ページは競馬好きの筆者が、週末の人気レースを予想するコーナーです。あらかじめご了承ください)。

次ページここからは競馬コーナー。週末の神戸新聞杯の勝ち馬は?
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