嫌な人のことを考え続けるなんてムダすぎる 「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ」
そこで、自分の時間を大事に使うためにこう考えることにしました。
「家の中にいらないものを置いている場所にも、家賃は発生してるよ。ゴミに家賃を払うの?」と。
掃除が苦手な人がよく言われる言葉ですが、これを聞いたときに、確かに、と思いました。いらないものがなければ、本当に置きたいものを置けるし、部屋もキレイになるのに、その場所の分にまでわざわざ家賃を払ってるんですから。
だから、嫌な人もそれと一緒だと思うことにしました。
「いつまで心の中に嫌なやつの居場所をあげるの? ずっと一緒に住むの?」って。
心の中につねにいるって、寝ても覚めても一緒にいるようなものです。自分の家に、嫌いな人が一緒に住んでいると考えてみてください。いなければ毎日健やかな気持ちで過ごせるのに、その人が住んでいる一角の家賃まで自分が払わされている。早く追い出したくなりませんか?
ゴミと違って物理的に掃除をして捨てれば、すぐに追い出せるわけではありませんが、いつまでも放っておくより、「よし追い出すぞ!」と覚悟を決めることが大事です。
「頭の中がいっぱいでつらい……」と被害者の気持ちのままでいるのではなく、「あなたの部屋はありませんから!」って何度でも追い出し続ける。受け身の被害者に慣れてしまうと、ずっとそれが続きます。毎日繰り返してきたことは、やがて自分にとっての当たり前になります。
肩の力を抜いて気楽に考える
嫌な相手を変えることはできませんが、自分の心の持ち方をちょっとだけ変えてみることで、ダメージを受け取らずに済むかもしれません。
このように、嫌な相手を変えるのは難しいけれど、自分の視点や考え方をちょっと変えると気楽になれることも多いと思います。人間関係のトラブルで悩んだり、重く考えてしまう人には、「まじめに全部受け取らなくていいよ」って伝えたいです。スルっと流したりぶん投げたり、時には逃げてもいいと思います。怒ってスッとできるなら怒ったっていいです。自分勝手と言われても自分を守ってください。
人間関係のトラブルは、大抵は誰かの自分勝手が原因です。だから、自分を守るために自分勝手が必要なときもあります。嫌な相手はどんなにあなたを傷つけても、その後の人生の責任は取ってくれません。
自分と自分を大切に思ってくれる人たちのためにも、嫌なことはできるだけ受け取らず、気楽に生きましょう。
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