東洋経済オンラインとは
政治・経済・投資

共働き夫婦が始めるべきダブル投資のススメ 夫婦の「投資担当大臣」はどちらか決めよう

7分で読める
  • 山崎 俊輔 フィナンシャル・ウィズダム 代表 ファイナンシャルプランナー
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

主担当はおおむね、インデックス(市場平均)を上回るリターンを得ようとするはずですが、配偶者の理解を得られないならハイリスクを取るべきではないですし、理解を得られる金額にとどめておくべきです。

副担当である配偶者を説明、納得できないならそれはリスクを取り過ぎている、と考えるくらいがいいと思います。

主担当は資産の全部を投資するのではなく、家庭の状況に応じて「預貯金○割:投資○割」のように自分の資産に安全部分も確保しておくといいでしょう。

こうした線引きは、実は主担当にとっても助けとなります。リーマンショックレベルの避けようがない最悪のケースが生じたときに、相手の許しを得る力となるからです。

ファミリーアロケーションを意識する時代が始まる

ファミリーアロケーションという考え方を簡単にまとめてみました。私が勝手に作った造語のようなものなので、あまりなじみのない言葉だと思いますが、それほど難しい話ではなかったと思います。

共働きが多数派になった現代で、キーワードとなっていく言葉かもしれません。さらに、ファミリーアロケーションは日々のメンテナンスも欠かせません。

たとえば、夫婦の年収に差があれば、貯蓄ペースも同額ではないはずですから、「夫の貯蓄額は全部投資」とすると投資過剰になる恐れがあります。そこで夫婦の資産全体でどれくらいがリスク資産に回っているか、夫婦で基準値を共有し、定期的に検証していくのが理想的です。

夫婦が納得のうえリスクを取り(リスクを取る担当者と投資金額、やっていいことをはっきりさせ)、長い目でみて預貯金以上の利回りを獲得していくことができれば、マネープランはより好ましい形で実現していくことになるはずです。

お金の話、特に投資の話をもっと夫婦はしてみるべきなのです。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

政治・経済・投資

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象