じわり値上げ時代、効果的な3つの買い物術 「底値にこだわる」が最大の家計防衛になる
納豆やティッシュなど、値上げが相次いだこの春。今回は「物価上昇対策」を考えてみたいと思います。物価上昇と聞いて、ピンとこない人も多いでしょう。なぜなら、バブル崩壊から20年ほどデフレが続き、また技術革新や企業努力により、モノの値段が下がる時代が長かったためです。
ユニクロを中心としたアパレル製品や、液晶テレビを中心とした家電製品がいい例です。かつて「1インチ1万円(以上)」であった液晶テレビですが、今では30インチの液晶テレビが3万円以下で買えます。
始まったじわり値上げ時代
こうした状況を受け2013年以降、安倍政権は大規模な金融緩和を実施し、デフレ脱却を目指しました。物価変動の指標となる「消費者物価指数」は近年思うように上昇してはいないものの、最近では少しずつ値上げのニュースが増えています。
2017年6月には郵便料金が値上げがされ、通常ハガキは52円から62円になりました。郵便料金の値上げは消費増税時の増税分の転嫁を除き、22年ぶりだったため、大きなインパクトがありました。
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