じわり値上げ時代、効果的な3つの買い物術 「底値にこだわる」が最大の家計防衛になる

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スマホアプリでは「ソコネオ」というアプリが底値メモ帳の機能に特化していて便利です。ほかにもいくつかそうしたアプリがありますので、インストールしてみるといいでしょう。単純に「メモ帳」アプリに数字を記帳するだけでも十分役立ちます。

主要な商品について記録してみると、スーパーの「今月のお得」、ドラッグストアの「今月のお買い得」のようなプライスタグが案外あいまいなものだと気づきます。ライバルのドラッグストアも、5~6点の価格比較をしてみるとお互いに最安値を分担し合っていたりします。ひどいときには「今月のお買い得」価格がライバル店の通常価格より高いこともあります。

洗濯洗剤、シャンプー、ティッシュペーパーやお菓子など、まめに調べていくと、補充のたびに数十円の「より安いお店」を選択できるようになりますが、300~500円レベルの買い物の積み重ねの中でその「数十円」が家計を数%コンパクトにしてくれるのです。

(対策2)あらゆるポイントをとり逃さない

次のテーマは「ポイントを取り逃さない」ということです。同じ買い物でも、「ポイント0%」と「ポイント6.5%獲得」では買い物の実質的な値段は大違いです。しかしこだわって高いポイント還元を得ているでしょうか。

大きく分けるとポイントは「クレジットカードの利用(0.5%~)」「電子マネーの利用(0.5~1.0%)」「お店限定のポイントカードの利用(0.5~10%)」「駅ビルなどが発行しているポイントカード(1%が多い)」など、複数獲得するチャンスがあるものです。

まず考えたいのは「クレカ」「電子マネー」の積極的活用です。今どき現金払いのほうが「割高」な買い物になっていると考え、ポイントを獲得していきたいものです。

お店が独自発行しているポイントカードも無視できません。特にスーパーマーケットなどが発行しているカードは0.5%を標準としつつも、特定日には「10倍ポイントデー」などを設定しています。ポイントアップデーは忘れずに効率的な買い物をしたいところです。週末のまとめ買いで10000円の買い物をしたとき0.5%還元なら50ポイントですが、5%になれば500ポイントにもなるからです。

毎月の買い物をすべてポイント還元させるのは難しいかもしれませんが、月10万円の利用に1.5%還元を得れば月1500円相当になりますし、物価上昇への抵抗力にもなります。面倒がらずに積み重ねていくと大きな違いになるのです。

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