仕事を他人に振るのがヘタな人の悪い頼み方 「誰が何を」やるのか、細分化して伝えよう
これでは納期までにタスクを確実に完了できません。「処理中」「検討中」などのステータスが並べば、そこでプロジェクトは止まってしまいます。
ですから仕事を頼むときは、
「来週金曜日までに『競合他社の顧客満足度調査報告書』をお願いします」
というように、出すべきアウトプットを名詞で明確に伝えることが大事です。そうすれば、依頼されたほうも逃げ道はありません。「調べはしたんですけど……」といった言い訳もできなくなります。
当たり前の話に思うかもしれませんが、これを徹底する否かで、スケジュールの遅れが発生する確率、つまりプロジェクトの進むスピードが劇的に変わってきます。
複数の部門がかかわるプロジェクトでは、「これは〇〇部門のタスク」というように、部門ごとにタスクの割り振りがされることがよくあります。しかしこの割り振り方は非常に危険です。
担当は「部署名」ではなく「個人名」で
一つひとつのタスクを着実に完了し、プロジェクト全体を前に進めていくためには、「個々のタスクについて誰が責任を負うのか」を明確にすることが不可欠です。
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