キャリアフォーラムの歩き方
英語と日本語両方の履歴書とカバーレターが必要で、事前にネット上でインタビューの申し込みができます。当日、飛び込みで面接を受けられるなど、いろいろな方法が採られています。履歴書だけで判断するところは少ないようです。
急に来られなくなってしまった友達がいて、「せっかく履歴書作ったから置いてきて」と言われたので、企業回りがてら、「友達の履歴書だけ置いていっていいですか?」と尋ねたところ、企業の方の反応はさまざまでした。
「あ、そうですか。じゃあ、履歴書だけ置いていってもらっていいですよ」というドライな会社もあれば、「お断りします! うちは履歴書だけでは見ていないんで! Go home!」というビシッとした会社もあれば(Go homeは佐久間による脚色です)、“Oh, I am really sorry, but we do not accept it. But it’s so sweet of you to do that for your friend, honey.” なんて言ってくれる、ほんわかな会社もありました。
先ほど紹介した履歴書の対応に関しては、会社の雰囲気の違いというよりは、担当者の性格の違いかもしれませんが、各企業のブースを回り企業の方に質問をすることで、その会社の雰囲気を比べることもいいかもしれません。
いろいろな企業の方と実際に話してみることで、すごく国際的だと思っていた企業が、実はすごくドメスティックな環境にあることがわかったり、今まで興味がなかった分野ですごく面白そうな仕事をしていたりなど、いろいろと勉強になりました。
いくつかの企業は1時間のインフォメーションセッションがあります。このインフォメーションセッションでは、その企業の全体的な話や、どんな人材を求めているのか、ということを、要点を絞って聞くことができます。
ここでは、外務省のインフォメーションセッションで、担当の方がおっしゃっていた仕事の選び方について紹介します。
彼曰く、仕事を選ぶ際に大事になるのは3つ。
それは、「カネ・自己成長・やりがい」。
カネ:収入ですね。
自己成長:仕事を通して「自分」が人間として成長できるか。
やりがい:仕事を通して「他人」のために何ができるか。
というものです。
これら3つのうちひとつを選ぶということではなく、3つのバランスを考えたうえで、自分に合った仕事探しをしてみるとよいかもしれません。
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