ソニー、エレキ復活に「黄信号」

大幅下方修正で、利益横ばい計画は一転して減益に

ソニーの“顔”、エレキの苦戦が続く(撮影:梅谷秀司)

まさかの大幅下方修正となった。

ソニーは10月31日、2014年3月期の通期業績予想の見直しを発表した。売上高は従来の7兆9000億円(前期比16.2%増)から7兆7000億円(同13.2%増)に、本業の儲けを示す営業利益は2300億円(同横ばい)から1700億円(同26.1%減)に引き下げた。

「PC、液晶テレビ、デジタルカメラ、カムコーダ(ビデオカメラ)の売り上げ台数の見通しの下方修正が、今回の業績見通しの修正へとつながった」。東京・品川のソニー本社で行われた決算説明会の場で、加藤優CFO(最高財務責任者)は通期業績見通しの減額要因を説明した。

加藤CFOが「ゲームとスマートフォンは従来の想定どおり」と言うように、スマートフォンの「エクスペリアZ」と後継機の「エクスペリアZ1」が好調で、収益改善を牽引している。また、ゲームも年内に欧米で投入する新製品「プレイステーション4」の引き合いが順調だという。

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