週刊東洋経済 最新号を読む(5/16号)
東洋経済オンラインとは
ビジネス #自動車最前線

日産「リーフNISMO」乗ってわかったEVの真価 車と運転車の対話性はエンジン車以上に高い

10分で読める
2/5 PAGES

これが「リーフNISMO」だ!


  • (筆者撮影)

  • (筆者撮影)

  • (筆者撮影)

  • (筆者撮影)

  • (筆者撮影)

  • (筆者撮影)

  • (筆者撮影)

  • (筆者撮影)
1/

そして加減速に対しての応答がより素早くなるような変更も加えられているので、ペダル操作に対してよりキビキビとした反応を見せてくれるのもノーマルのリーフと違うところだ。

しかしながらこのリーフNISMO。モーターとバッテリーそのものは、ノーマルのリーフと変わらぬものを用いているという。

ではどのようにチューニングしたのか。VCM(ヴィークル・コントロール・モジュール)と呼ばれる制御用コンピューターを専用セッティングとしたのがポイントだ。

電気自動車の場合は、モーターが同じ出力、バッテリーが同じ容量であっても、それをどのように出力してどのように使うかを制御用コンピューターで自在にセッティングできる。

Dレンジに加え、Bレンジではさらに力強く

リーフNISMOでは、ノーマルモードでのDレンジをNISMO専用の力強い加速を実現するモードとし、加えてBレンジではさらに力強い加速と素早い加減速の応答を作り込んだモードとした。これにより、特にBレンジでは、アクセルを踏み込むと俊敏な加速レスポンスを生み、一方でアクセルを離すとより早く減速へ移行するようになっている。

さらにシャシーでは、サスペンションが専用チューニングとなって、より高い操縦安定性と乗り心地を両立。これはショックアブソーバーのチューニングに始まり、装着タイヤを18インチの「コンチネンタル・スポーツコンタクト5」に変更。そして専用のアルミホイールを与えた。

上記のようなハードウエア的なチューニングだけでなく、車速感応式電動パワーステアリング、電動型制御ブレーキ、インテリジェントトレースコントロールを専用制御とするソフトウエア的な変更を行っているのも電気自動車ならではのチューニングだ。

ハードウエアのチューニングはNISMOのお家芸だが、こちらに関しても仕上がりは上々で、乗り心地的にはスポーツモデルゆえの硬さは生まれているが、高速域で姿勢をしっかりと安定させるフラットな乗り味が作り込まれており、どこまでも突き進むイメージが生まれている。

次ページが続きます:
【コーナリング性能は?】

3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象