アルファロメオ「ステルヴィオ」は何が凄いか

初のSUV、スポーティでも不安なく楽しい

アルファロメオ「ステルヴィオ」(写真:FCAジャパン)

SUV「ステルヴィオ」が日本に導入された

アルファロメオ初のSUV「ステルヴィオ」が日本導入された。昨年来、欧州各国の道路を走行している際、左右対称のひらがなの「つ」のような形のDRL(デイタイム・ランニング・ランプ……ヘッドランプの一部を縁取る常時点灯のLED)を目立たせて走るクルマとすれ違う機会が増えた。そのクルマこそがステルヴィオだ。いくつか存在する仕様のうち、先陣を切って導入されたファーストエディションの試乗会に参加した。

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アルファロメオは1910年に創業し、レースにも使われる数々の超高級なスポーツカーを手がけるメーカーとして名を馳せた。フォード創設者で自動車王と呼ばれたヘンリー・フォードはアルファロメオの車両とすれ違う度に脱帽したと言われる。

またエンツォ・フェラーリはアルファロメオから独立して1947年にフェラーリを創設、1951年にF1で当時常勝だった古巣のアルファロメオを下してフェラーリが優勝した際、「私は母親を殺してしまった」と述べたとされる。このブランドの偉大さ、存在の大きさを示すエピソードは枚挙にいとまがない。

アルファロメオは第二次世界大戦後に量産車メーカーとして再出発。1960年代、1970年代に数々の名車を生み出したが、1980年代に親会社となったフィアットは、多数保有するブランドのいくつかを持て余し気味で、そのひとつであるアルファロメオもうまく活用できているとはいえない時代が続いた。「156」(1997年~)や「147」(2000年~)など時折ヒット作は生むものの、継続的に存在感を見せられないでいた。

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