「ど根性社員」、約22キロを徒歩出勤したワケ 社長が自分のクルマをプレゼント

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 7月18日、入社の前日に車が故障した米アラバマ州の男性が、職場まで約22キロの道のりを夜通し歩いて出勤した。この話を聞いた職場の社長が男性に自分の車をプレゼントした。写真はロイタービデオの映像から(2018年 ロイター)

[バーミングハム(米アラバマ州) 18日 ロイター] - 自動車が故障した米アラバマ州の男性が、職場まで約22キロの道のりを夜通し歩いて出勤した。この話を聞いた職場の社長が男性に自分の車をプレゼントした。

この男性、ウォルター・カーさんは社長から「この車をあなたにプレゼントしたい」と告げられ言葉を失った。社長が自分のフォード車をくれるというのだ。

引っ越し会社に入社したカーさんは、入社の前日に車が故障してしまった。それでも仕事に遅れるわけにはいかないと、カーさんは深夜に家を出て、職場まで約22キロの道のりを夜通し歩いた。

歩き出して4時間後、カーさんを見つけた警察官が朝食をごちそうした。さらに、引っ越しの依頼人の家まで送り届けてくれたという。

依頼人の女性がこの話をフェイスブックに投稿したところ、たちまち拡散。

この話を知った引っ越し会社の社長は、カーさんに車をプレゼントしようと決めた。「彼は歩いて出社してきたけれど、帰宅するのは少し楽になりそうだね」と話した。

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