「カローラスポーツ」買うならどのグレードか HVとターボなど数多い選択肢から探る

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新型カローラスポーツには全グレードでDCM(専用通信機)が標準で装備される。これを使うことでネットワークに接続することが可能で、オペレーターサービスやLINEを介してマイカーとのやり取り(ナビの設定や燃料の残量確認など)ができたり、ドアの開閉やハザードランプの点灯状態などがリモート確認できたりと、より便利にクルマを使うことができるようになる。また、事故発生時はヘルプネットを使って迅速にオペレーターが対応してくれたり、災害発生時などは実際に通れた道路情報などを蓄積して共有してくれたりと、安心安全にも大きく寄与するものとなった。

ただ、別途契約が必要だったり(3年間は基本料金無料)、専用ナビが必要だったりするほか、慣れない人にとってはややこしい装備というイメージも。使いこなせればとても便利だが、なくても困らないという絶妙なラインのアイテムと言えそうだ。

先進安全装備はより進化

先進安全装備となるトヨタセーフティセンスは、今年1月にマイナーチェンジを行った上級ミニバン「アルファード/ヴェルファイア」に搭載された第2世代のものを全グレードで標準装備されている。機能としては衝突被害軽減ブレーキがミリ波レーダー+単眼カメラ方式となり、歩行者検知(昼間・夜間)、自転車運転者検知(昼間)機能を追加。全車速追従機能付きレーダークルーズコントロールも備わり、ステアリング操作の一部を支援してくれるレーントレーシングアシスト(はみ出し防止支援機能付き)、後方確認をアシストするブラインドスポットモニター、オートマチックハイビーム、標識を認識するロードサインアシストなどがすべて装備される。

リアクロストラフィックオートブレーキ(写真:トヨタグローバルニュースルーム)

さらにオプションには踏み間違いなどで起こる衝突被害を緩和するインテリジェントクリアランスソナーや、後退時に後方から接近する車両を検知するリアクロストラフィックオートブレーキ、シフト操作時の急発進、急加速を抑制するドライブスタートコントロールなども用意されている。

小鮒 康一 フリー(ライ)ター

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こぶな こういち / Kouichi Kobuna

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とするが、実は現行車へのチェックも欠かさない。また、中古車販売店に勤務していた経験も活かし、中古車系の媒体でも活動中。できればどこへでもクルマで行きたいタイプで、電車移動は苦手な部類。通称「フナタン」。

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