「カローラスポーツ」買うならどのグレードか

HVとターボなど数多い選択肢から探る

中間グレードのGに関しては、メッキはドアフレームモールにだけ使用され、フロントマスクはガンメタリック塗装となることで、G”Z”ほど派手ではなく、G”X”ほど簡素ではないまさに中間といった装い。ホイールも16インチのアルミホイールと、18インチほどハードでないところも好印象だ。

4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ+アナログスピードメーター(写真:トヨタグローバルニュースルーム)

内装も、本革ステアリング、シフトノブが標準となり、メーターもアナログとなるが4.2インチTFTカラー液晶が付くので、不満はないだろう。また、寒い時期にうれしいシートヒーターもG"Z"では前述の本革シートとセットでないと選択できないのに対し、GとG”X”は1万6200円で単独装備できるのもありがたいところだ。

また、これは個人的な意見になるが、オプションでサドルタンカラーの本革+メランジ調ファブリックのシートが選択できる点を評価したい。タンカラーの内装はこれまでのカローラのイメージを大きく変えるものとなりそうだ。なお、前述のシートヒーターはこのオプションに追加することも可能となっている。

サドルタンカラー(写真:トヨタグローバルニュースルーム)

ということで、もし自分がカローラスポーツを買うのであれば、Gをベースにオプションの本革+メランジ調ファブリックシート、シートヒーター、そしてステアリングヒーターが追加になる寒冷地仕様を選択したい。外装色は内装に合わせてオキサイドブロンズメタリックがよさそうだ。

カローラシリーズ初のTNGA採用車

カローラスポーツ全体の話に戻せば、すでにプリウスやC-HR、新型「クラウン」などでも採用されているトヨタの新プラットフォーム「TNGA」を採用。さらに新開発のショックアブソーバーや、全グレードにダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用するなど、基本性能の部分でも大きく底上げしてきている。

また、パワートレイン、ステアリング、エアコンをエコ、ノーマル、スポーツの3段階に変更できるドライブモードセレクトを全車標準装備。さらに、トップグレードのG”Z”系の2WD車にはメーカーオプションで、自動で路面の状態や運転操作などに応じ、ショックアブソーバーの減衰力を4輪独立に制御することで滑らかな乗り心地と優れた安定感を高い次元で実現し、車両の姿勢維持に寄与するAVS(アダプティブ・バリアブル・サスペンション・システム)が用意されている。

なお、AVSを選択することで前述のドライブモードセレクトにコンフォートとスポーツプラスの2モードが追加され、全5段階となり、制御される部分にもサスペンションが追加されるなど、上級スポーツカーに匹敵するような装備も選ぶことができてしまうのだ。

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