「日本のようなチームにペナルティ課すべき」 セネガルサッカー連盟、FIFAに対しクレーム
新システムでは、イエローカード1枚はマイナス1点、イエローカード2枚の蓄積によるレッドカードはマイナス3点、一発退場となるレッドカードはマイナス4点としてカウントされる。
セネガルよりもイエローカードが2枚少ない日本はマイナス4点となりセネガルを2点上回った。セネガルはサッカーの質とは関係のない理由で帰国の途に就くこととなり苦痛に感じている。
FIFAに向け2通の苦情の手紙
BBCは、FSFがこの状況についてFIFAに向け6月29日に2通の苦情の手紙を送ったと報じている。
手紙には「連盟としてはコロンビアがセネガルに対してゴールを決めたことを知り日本は文字通りプレーを拒否したと考えている。日本にとって都合の良い試合拒否であり、サッカーの原理に反する(The federation believes that Japan literally refused to play when it learned that Colombia had just scored a goal against Senegal, a refusal to play that suited Japan but which is contrary to the principles governing football)」と書かれていた。さらに、次のような記述もあった。
「連盟は日本の監督がその事実を否定しなかったことにいっそうショックを受けている。さらに同監督は試合後の記者会見で、得点を1対0に留めることで結果を操作しようと決心したことを認めている(The federation is all the more shocked that the Japan coach did not deny the facts. In the post-match press conference, the latter even confirmed he had made the decision to manipulate the result by keeping the score at 1-0.)」
「セネガルのサッカー連盟は、この日本チームが示したフェアプレーポイント制度の欠点について遺憾に思う。フェアプレーポイントの数が少ないチームがどんなペナルティも心配しないようになったときに意味と重要性が失われたカードで順位をつけるということにおいてFIFAに課題をあたえるだろう(The Senegalese Football Federation deplores the lack of fair play this Japanese team has shown. It challenges FIFA on the notion of ranking the number of cards which loses its meaning and interest when the team lacking fair play is not worried by any penalty.)」