iPhoneの「中毒脱却機能」が秀逸といえるワケ

アプリ使用時間に制限を加えることも可能に

WWDC 2018の基調講演で、iOS 12のスマホの使いすぎ対策について紹介するクレイグ・フェデリギ氏(筆者撮影)

アップルは今年に入り、株主から「スマホ中毒を回避する取り組みをせよ」との公開書簡を突きつけられていた。実際に、若者や大人が熱中しているソーシャルメディアサービスを提供しているのはアップルではない。

そのため一見お門違いにも見える要望だが、公開書簡にはアップルだからこそ業界に一定の影響力を与えられること、ブランドを高められること、などアップルが行動するべき理由が綴られていた。

アップルは6月4日に基調講演が行われた世界開発者会議「WWDC 2018」の場で、その要望に応える強力な機能を提供することを約束した。

アップルが考える「デジタルヘルス」とは?

2018年9月にリリースし、現在のiOS 11ユーザー向けに無償でアップグレードを提供する最新ソフトウェア「iOS 12」には、アップルが考える「デジタルヘルス」、すなわちテクノロジーを健康的に活用する生活が送れる環境がもたらされようとしている。

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アップルのこの問題へのアプローチは明快な2つに絞られている。

・通知を改善することで突発的なデバイス利用を防ぐ。

・デバイス自体もしくはアプリごとの使用時間を管理・制限する。

これによって、テクノロジーの過剰利用を回避できるようにしようとしているのだ。

まずは通知の改善だ。アップルはこれまでも、通知の管理について取り組んできた。日本語で「おやすみモード」と言われている機能は、つい夜寝るときに使うイメージを持たせるが、英語版のiPhoneでは「Do Not Disturb」と呼ばれており、もうちょっと一般的に「邪魔しないで」という意味合いだ。

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