アルゼンチン通貨急落は「何かの前兆」なのか ドル利上げは「新興国危機」を誘発してきた

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さて、ここからは恒例、競馬ファン御用達のページである。府中での5週連続G1レース、今週は3週目でオークスが待っている(20日、東京競馬場11R、芝2400メートル)。樫の女王を目指す今年のメンバーは粒よりだ。

何だかJRAにニューウェーブが訪れているような気がする。すなわち桜花賞馬のアーモンドアイ(ロードカナロア産駒)、2歳女王のラッキーライラック(オルフェーヴル産駒)、そして両馬の後を追ってきたリリーノーブル(ルーラーシップ産駒)の3強である。

「ディープインパクト産駒のサトノワルキューレは?」との声もありそうだが、そろそろディープやハーツクライ産駒は、後進に道を空けてもいいのではないか。

オークスの本命は、順当に桜花賞馬アーモンドアイで

それでは上記3強から何を選択すべきか。ここは順当に、桜花賞をレコード勝ちしたアーモンドアイを指名することにしたい。「短距離を得意としたロードカナロアの子供では、オークスの2400メートルは辛いのではないか?」との声がありそうだ。

しかし、畏友である小幡績・慶応大学准教授によれば、「オークスに距離適性は関係ない」とのこと 。すなわち、オークスは桜花賞の順位のまま買えばいいことになる。

普段の筆者であれば、オルフェーヴル産駒のラッキーライラックを応援するところである。が、それは次週のダービーに登場予定のエポカドーロに夢を託すことにしよう。

全体に堅く決まりそうなレースではあるが、ちょっと気になるのはパイオニアバイオとトーセンブレス。ヒモ荒れの可能性も少しだけ考えて、手広く構えてみたい。

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