ミレニアル世代が「親の助言」を重視する瞬間

ネット情報よりも親や年配者に頼っている

 4月25日、いわゆる「デジタル世代」であるにもかかわらず、ミレニアル世代の多くが、インターネット上の情報よりも親や年配者に頼り続けている。コネティカット州で2011年11月撮影(2018年 ロイター/Jessica Rinaldi)

[25日 ロイター] - アマンダ・ファリスさんは13歳のころ、父親からATMカードをもらった。父親はそれを現金のように扱いなさいと彼女に言い、お小遣いや雑用で稼いだおカネの使い方を教えてくれた。

現在25歳のファリスさんと彼女の夫は、金銭的に完全に自立している。だが、米ミズーリ州の弁護士協会でブランディングとマーケティングの仕事をしているファリスさんは、今でも父親にアドバイスを求めている。1年前に初めて家を購入したときも、父親は事細かにアドバイスした。

決断を左右するのは、親からのアドバイス

1980─2000年に生まれた人と定義されることの多いミレニアル世代が、不動産購入や転職といった金銭的な岐路に立ったとき、彼らの決断を左右するのは、親からのアドバイスだ。いわゆる「デジタル世代」であるにもかかわらず、同世代の多くが、インターネット上の情報よりも親や年配者に頼り続けている。

インスタモーターによる昨年の米国調査によると、ミレニアル世代の78.5%が、親から金銭的アドバイスを受けていると回答。また、賢明な金銭的決断をする上で、親から十分なアドバイスを受けていると感じている人は半数以上に上った。

ファリスさんはさまざまな情報を歓迎する一方、両親からのアドバイスには「信頼」という特別な利点があると語る。「特に2人は、私のことをいつも心から一番に思ってくれている」

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