「夏の羽毛布団選び」に必要な3つのポイント 季節の変わり目に「掛け布団」を見直そう

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ここでもう1つお伝えしたいことがあります。それは羽毛布団も汚れてコンディションが悪くなるという事実です。

高級な羽毛布団は、丁寧に扱えば10年はおろか20年、30年と使い続けられるといいます。しかし、普段しっかりお手入れをしている場合です。

筆者も羽毛布団を10年くらい使い続けたことがありました。あるときカバーを洗濯し、干したにもかかわらず、ふんわり感があまり戻らなくなっていることに気づいたのです。「買ったばかりの頃は、もっとふんわり厚みがあったはず。今は薄くなってる!?」

扱いが悪いと中の羽毛が小さくボロボロになってしまう

布団カバーは洗濯できても、中の羽毛までは自分で洗濯できませんから、使い続けているうちに、汗などの汚れをそのまま吸着してしまいます。カバーを洗うといってもそんなに頻度は高くありませんでしたし、結構手荒に扱っていたと思います。扱いが悪いと中の羽毛が小さくボロボロになってしまうのです。結果、弾力性を失って寝心地に影響します。

そのときは、もともと高級なものを買っていなかったこともあり、思い切って買い換えることにしました。

羽毛布団のクリーニングサービスもありますし、最近では自宅で洗える加工が施されたものもあるようです。また、古くなった羽毛布団をリフレッシュ加工(中の羽毛を取り出して洗浄後、追加分の羽毛を充填)して、新品同様に仕上げてくれるサービスもあります。どうしても買い替えられない理由があるなら、そのようなサービスを活用してみましょう。

前ほど快適さが感じられなくなった方も、もう長い間手入れをしていない、という方は、この機会にお手入れを考えてみてください。

羽毛布団に限らず、掛け布団は季節に合わせて取り替えたり組み合わせたりしやすいので、温度や湿度を調整できるように、何種類かそろえておくと便利です。

枕とマットレスも合わせて、寝るのが待ち遠しい自分なりの寝具環境を構築しましょう。

すずまり フリーライター

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Suzumari

IT、家電、モバイル、ヘルスケアジャンルで執筆するフリーライター。睡眠への関心の高まりを予見し、5年前から睡眠改善インストラクターの資格を取得し執筆に活かす。現在はスマートフォンや活動量計、スマートウォッチなどのウエアラブルデバイスを活用したヘルスケアに関する情報を追っている。主な著書に『iPhone 仕事便利帳』(SBクリエイティブ)、『Facebook仕事便利帳―情報も人脈も得る180の活用法』(SBクリエイティブ)などがある。http://suzumari.com/

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