「最強の睡眠」のためのシンプルな3つの極意 ノーベル賞有力候補者が直伝!
寝る前の時間帯は、「睡眠禁止帯」と呼ばれているという。たとえば「明日早いから、早めに寝よう」と思って寝床に入ったのに、なかなか寝つけなかった、という経験はないだろうか。これも、無理やり寝ようとしている時間帯が「睡眠禁止帯」だからなのだ。
重要なのは自然な睡眠サイクルで眠れるよう、朝に自然な日光を浴び、夜寝る前に不自然なブルーライトを浴びないよう、気を付けることなのである。
極意3:気合を入れて寝てはいけない
なお、健康器具売り場に行くと、様々な「快眠グッズ」も多く見かける。それだけ現代人にとって「よく眠りたい」というのは大きな課題なのだろうが、櫻井氏から見ると、快眠グッズの効果のほどはどうなのだろうか。
この質問に対し、まず櫻井氏は「そもそも睡眠にこだわる人ほど、睡眠に問題を抱えやすい」と指摘する。睡眠にこだわり、「よし!今日こそ、よく寝てやろう」と意識すればするほど、眠れなくなってしまうのだ。そういう人が、快眠グッズに走るのだろう。
ただし、櫻井氏はそれを一概に否定してはいない。
「快眠グッズは、効果があるという科学的根拠には乏しいものが多いと思いますが、効果は個々の感覚で判断すればいいと思います。『これを使うとよく眠れる気がする』というグッズがあるのなら、それはそれでけっこうなことですね。『眠れないのではないか』という不安にかられれば、やはり眠れなくなってしまいます。そういう意味では、おまじない的な効果、プラシーボ効果としての安心感をもたらすものとして、快眠グッズを利用するのもいいでしょう」
科学的根拠はなくても、信じることで安眠できる。「信じる者は報われる」ではないが「信じる者はよく眠れる」のである。
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