政府高官のモラル欠如問題が米国でも炎上中

環境保護庁長官の行為は何がマズいのか

プルイット長官の問題点を指摘する人たち(写真:REUTERS/Brian Snyder)

EPA(米環境保護庁)のスコット・プルイット長官は、4月26日の下院エネルギー・商業委員会の公聴会において、「報道されている倫理的過失は事実と異なっており、ドナルド・トランプ大統領のアジェンダを脱線させる策略である」と訴えた。

苦境にあるプルイット長官は、参加した2つの聴聞会のうち1つ目の聴聞会において、「真実は真実であり、作り話は作り話である」と下院の議員団に伝え、「新聞の第一面で報道されたからといって嘘が真実になるわけではない」とコメントした。

スキャンダルの塊

自ら辞職した、あるいはトランプ大統領にクビにされた大統領顧問やホワイトハウス高官の長大なリストに付け加えられることを避けようとする一か八かの証言の最中、プルイット長官は民主党議員や、自身も属する共和党議員からの困難な質問に直面した。プルイット長官は頻繁に、具体的な説明を求められることを避けたり、責任の所在を彼の職員に逸らしたりしてみせた。

ホワイトハウスは、プルイット長官のファーストクラスチケットを利用した航空旅行や自身の警護強化、エネルギー業界のロビイストと関係を持つワシントンの最高級のコンドミニアムの部屋の賃貸に至るまでの報道に苛立ちを見せている。

「私や私のチームをターゲットにした報道のほとんどは、一部だけが真実のでたらめが多い。真実から改竄され過ぎてもう真実には似ても似つかなくなっているような話も多い」(プルイット長官)

「本当に起きていることを知ってほしいし、どうか惑わされないようにしてほしい」とプルイット長官は続けた。「EPAや私を攻撃する人々は、大統領のアジェンダを攻撃したり脱線させたりすること、そして現在進めている行政の優先事項を妨害することを目的にしている。私はそんなことはさせない」と述べた。

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