抗菌グッズはどうやって菌を抑えているのか 意外と知らない、よく使う「すごい技術」

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金属を用いる方法では、銅や銀、チタンがよく利用される。細菌にはこれらの金属を嫌う性質があるからだ。実際、10円玉を介して病気が感染したとの話はほとんど聞かない。この性質を生かし、金属を直接利用したり、その化合物やイオンを散りばめたりして抗菌作用を引き出すのである。

「銅」が細菌を除去する(イラスト:小林哲也)
金属で抗菌加工した繊維の例(イラスト:小林哲也)

先述のように、「抗菌」とは「菌が繁殖しにくい」こと。しかし、消費者センターがテストをし、いくつかの製品はまゆつば物であるという結果も得られている。

「SEKマーク」と「SIAAマーク」

そこで、業界が自主的な基準を作り、その基準に合致した抗菌作用を持つものにマークを付与している。繊維では「SEKマーク」、繊維以外では「SIAAマーク」である。

(画像左)SEKマークは同一デザインで(この画像では黒で表示しているが)異なるカラーによって、抗菌防臭加工(青)、制菌加工(赤:医療機関の繊維製品)(だいだい:一般家庭や食品業務用の繊維製品)、光触媒抗菌加工(紫)の特性が区分されている/(画像右)SIAAが制定した抗菌・防カビのシンボルマーク
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