女性のハートを射抜くプレイボーイの言葉 絶対に使ってはいけない、危険な口説き文句

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恋愛や婚活も同じです。

「僕とつき合ったら、君のこと必ず幸せにするよ」などのメッセージを、言動と態度であの手この手を使って積み重ねることが恋愛や婚活における説得術、つまり「口説き術」なのです。

私はよく相談者さんから「一撃必殺の口説き文句はないですか?」と聞かれますが、いつも「魔法の杖はありません」と答えます。交際の申し込みやプロポーズの言葉などは、実際、「最後の一押し」であったり、ある種の儀礼であって、それ以前の積み上げがモノをいうからです。そうでないと、「酒を飲ませて前後不覚にする」や「ウソをつく」など、蛇の道に走ることになってしまいます。

だから、相手に対して自分は何ができるのか。どうしたら喜ばせられるのか、これらを考えること、言葉にすること、態度で示すことが、本当の意味での「口説き術」だといえましょう。これは決して難しいことではありません。シンプルにまっとうなことをすればいいだけなのです。

「性的欲求のツボ」とは何か

「もうひとつ」ついでに、もうひとつ重要なポイントをお伝えします。それは、くだんのホメ言葉の焦点が、女性の口説きのツボにフォーカスされているという点です。口説きのツボとは裏を返すと「性的欲求のツボ」のこと。このツボをぐいぐいと強力な力で押しているのです。

では、「性的欲求のツボ」とは何でしょうか。ここで、面白い調査結果を紹介しましょう。最近、流行のビッグデータを使った解析結果です。

ボストン大学のオーガス氏とガダム氏は、神経科学と生物学の専門家。この2人は共同研究のテーマに「人の性行動」を選びました。しかし、この分野は調査も解析も難しい。調査対象が偏りなく代表特性を示しているか不明だし、紳士淑女たちが本当のことを言うのか疑わしいからです。

そこで彼らは「無言の告白」というべきインターネットの検索結果に着目しました。グーグル、ヤフー、ピングなどの検索結果と、アメリカンオンラインが公表した65万人分の属性情報と検索履歴のデータセットをクロス分析するというアプローチをとったのです。

その結果、さまざまな実情が浮かび上がってきました。たとえば、収拾した4億の検索ワードのうち、何と5500万個の語句、全体の13%もが何らかのエロチックコンテンツを探すためのものだった、などなど。

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