有力エコノミストが注目する業種、首位は機械 『会社四季報』 有力エコノミスト景気調査(2)
初のランキング1位となった「機械」。前々回から2位が指定席の「不動産業」。そして、ついに順位を落とし3位となった「輸送用機器」。その一方、「電気機器」は前回の28位から4位へ急浮上した。「医薬品」と「卸売業」は少しずつ順位を上げ、ともに5位となった――有力エコノミスト各氏への特別調査「注目の業種」の集計結果だ(『会社四季報』2013年4集 秋号8~9ページ掲載)。
これは東証33業種分類から主観的・大局的な見地で「期待できる業種」「期待できない業種」を最大3つまで挙げてもらう調査だ。
2月時点の前々回や5月時点の前回と比べると、8月時点の今回の調査では大きく順位が動いた。ことに目を引くのは電気機器の急浮上であり、それはついに「買い場到来」ということを意味しているのだろうか。
一方、エコノミスト各氏の判断により「期待できる業種」にも「期待できない業種」にも挙がっている業種があり、それはいわば「もう買えない」と「まだ買える」という強弱が対立した局面にある、投資妙味の期待しうる業種といえよう。
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