ユニクロが導入決定、米スクエアの魅力は? 日本でも広がるモバイル決済革命

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スクエアの端末を装着したiPad

モバイル決済端末に関して、日本では米ペイパルとソフトバンクが共同で立ち上げた「ペイパルヒア」と楽天の「スマートペイ」が、スクエアに先んじてサービスを開始していた。スクエアの上陸以降も、新興企業のコイニーがサービスを始めており、短期間に複数の企業が参入して盛り上がりを見せている。

競争は激しい。当初はスクエアの手数料が最も低かったが、その後、ペイパルヒア、楽天、コイニーの3社とも3.24%に引き下げた。

ユニクロはスクエアを選んだ理由について「デザイン重視で本質を追究するというモノづくりに対する考え方が似ていることに加えて、当社がグローバルに拡大するうえでスクエアの国際展開の経験は大きい」としている。

導入店舗を拡大へ

年末の繁忙期に向けて、徐々に導入店舗を増やしていきたい考えだ。「たとえば、中にはレジを増設したくても、レジ台を置くスペースがない店舗もあり、こうした店舗では活用ができる」(同社)。

このほか、新店でも積極的に導入を進めていく方向だ。現在、国内に約850店舗を構えており、店舗で使われるが広がれば、スクエアの認知度も一気に高まるだろう。

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