専業主婦は「家政婦」なのかという根本的疑問 稼ぐ、稼がない、それ以前の問題として…

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「いい奥さん」「いいダンナさん」という言葉がありますが、それが意味するものが「家事育児をきっちりこなす」「よく稼ぐ」だけだったらとしたら、それは決して褒め言葉ではないよなあ、と思うことがよくあります。

もちろん家事育児をきっちりこなす能力や、おカネを稼ぐということ、それらは家庭においてとっても大切なことですが、求めたり求められたりしているのがそれだけではちょっとむなしい。

そして、そういった夫婦がおカネだけでしかつながっていない「主人」と「使用人」のような関係だと、男女としての関係は持続しにくいのではないかと思うのです。基本的には、主人と使用人はベッドは共にしないものだから。

話し合える夫婦関係でいることが大事

そう考えていくと、以前『6人子育て中でも円満』夫婦にはコツがあるで書いた「子どもと夫婦の寝室を別にする」を実行したいのに夫婦のどちらかが強く反対する、というときは、対等な関係でなく一緒にいてつかれる夫(妻)とふたりで寝たりスキンシップをとるよりは、多少睡眠不足になってもかわいい子どもと寝たほうがマシ!!と思われているという場合もあるのかもしれません(実際、そういう家庭をいっぱい知っているよ……)。

とはいえ、実際に夫婦の両方が家事育児をするには、前回の記事のコメントでも多く寄せられたように、日本の場合はどうしても長時間労働や育児休暇の少ない社会システムがネックになります(うちの場合、夫がまさにその長時間労働しまくっているタイプで、それでずっと苦労してきてこの連載が生まれたようなものなので、その状況は痛いほどに知っていまして……涙)。

ただ、これまでもこの連載で描いてきましたが、実際に分担をするまでに至らなかったとしても、まずは夫婦でその家庭の問題について話し合うこと、そして話し合える夫婦関係でいることは本当に大事。だからこそ、余計に今回の取材にはとても考えさせられたのでした。

というわけで、今回のまとめ。

夫婦ふたりだけの時間がギクシャクしていることにつかれる。

普段から夫婦として対等なパートナー関係にあるかを見つめ直してみる。

さて、皆さんの家庭の「夫婦ふたりの時間をつくるための工夫」「夫婦の男女としての関係を持続させるコツ」があれば、ぜひコメント欄で教えてください~!

ハラユキ イラストレーター、コミックエッセイスト

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はらゆき / Harayuki

雑誌、書籍、広告、Webなどの媒体で執筆しつつ、コミックエッセイの著書も出版。2017年から約2年間バルセロナに住んだことをきっかけに、海外取材もスタートさせる。著書に『女子が踊れば!』 (幻冬舎)、『王子と赤ちゃん』(講談社)、『オラ!スペイン旅ごはん』(イースト・プレス)、この連載を書籍化した『ほしいのはつかれない家族』(講談社)など。この連載のオンライン・コミュニティ「バル・ハラユキ」も主宰し「つかれない家族をつくる方法」を日々探求、発信中。ハラユキさんのHPはこちら

 

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