結婚するなら本命と「キープ」どちらがいいか 「キープ」と妥協で結婚した女性の8割に不満
「未婚化」「晩婚化」が進み、平均初婚年齢が上昇する中、男女交際・結婚への意識にはどのような傾向が見られるのでしょうか。以前、平均初婚年齢を過ぎた年齢層から、生涯未婚率の基準である50歳を過ぎた年齢層までを対象に行った調査の結果を4回に分けてご紹介しました(4回目の記事は『女性が「彼氏が欲しい」と思うピークはいつか』)。今回は同調査の中から、結婚相手として本命ではない異性との距離感について、2回に分けてご紹介します(前編の記事は『愛されるより愛したい女性はルックス重視だ』)。
なお、本稿記載のデータは、明治安田生活福祉研究所が行った「35~54歳の結婚意識に関する調査」、および「男女交際・結婚に関する意識調査」の調査結果を使用しています。
本命以外の異性との交友関係をキープした人の割合
自分の思い描く結婚相手としてのタイプとは必ずしも一致しないけれども、本命とは別に交友関係を維持(キープ)する人もいます。35~54歳の男女に本命以外の異性との交友関係をキープしたことがあるかを尋ねたところ(既婚者は結婚前のことについて回答)、既婚の男女は約3割(既婚男性32.6%・既婚女性30.4%)がキープしたことがあるようです。一方、未婚者は既婚者に比べてキープ経験がある割合が低く、男性は約6人に1人(16.2%)、女性は約5人に1人(19.5%)でした。
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